評価:★★★★★☆☆☆☆☆
投稿映像が多くテンポもいいが粗製濫造。
今回からナレーションがシリーズの顔である中村さんになっている。
<白い着物の女・その後>
※体験談のため評価なし
パート1の白い着物の女を視聴した人達の心霊体験談。
同じような体験をした人が多いようで、レンタルビデオ店に多くの問い合わせがあったとか。
<野球場に現れる少年>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★★
不気味さ:★
エピソード:★
草野球のナイターを撮影した映像。
ライト側フェンスの奥に白い少年が小走りしている。
これ普通に遊んでいる子供では?
あと、少年が映る際に撮影者と一緒に観戦している人が、草野球に対してしょぼくない?と言うのだが、事象のことを言っているようで悲しい。
<車の窓にはりついた手>
恐怖度:★★
インパクト:★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★
エピソード:★★
車内で撮影された映像。
偶然事故現場に遭遇した直後、右後ろの窓に白い手が映っている。
この事故で亡くなった人がいるとのこと。
悪くはないがドライブ関係は大体このパターンだな。
<運動会の8ミリフィルムに・・・>
恐怖度:★★
インパクト:★★★
分かりやすさ:★★★★
不気味さ:★★
エピソード:★
8ミリフィルムで撮影された運動会の映像。
徒競走の場面で左半分を埋め尽くす顔が映っている。
インタビューもある割にはすぐに終わるため、余韻がない。
<闇に浮かぶ男の顔>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★★
不気味さ:★★
エピソード:★
サークルで行われた肝試しの映像。
光源がロウソクぐらいしかなくてほとんど見えない中、脅かし役が現れた辺りで青白い顔が映る。
全体的に暗すぎるのが残念。
脅かしているところなんか全く見えないし。
<心霊写真が撮られた現場にて>
恐怖度:★
インパクト:★★
分かりやすさ:★
不気味さ:★
エピソード:★
心霊写真物、顔のようなものが映っているというがシミュラクラ現象(これ∵が顔に見える現象)の範囲。
そもそも本作のタイトルは呪いのビデオだしなぁ・・・と思っていたら、取材中のビデオに同期ずれのようなノイズが入り、その中に顔のようなものが割り込んでいる。
女性のような顔と言っているが、軍服を着た男にしか見えん。
<屋根裏に動めく人の顔>
恐怖度:★★★
インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★★★
エピソード:★★
害虫駆除業者が屋根裏を撮影した映像。
カメラに気付いて隠れるような顔が映っている。
屋根裏といういかにも出そうなシチュエーションが良い。
<カップルを見つめる女の横顔>
恐怖度:★★
インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★★
エピソード:★
ラブホっぽい場所での映像。
見えそうで見えない。また、声は加工され過ぎてなんて言っているか分からない。
女性の背後の壁に女の人影が映る。
何もそんなところに現れなくても・・・幽霊さんもイチャイチャしているのを見て顔をそらした感じだし。
<いるはずのない男の声>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★
エピソード:★
音声物。ラジオドラマの収録中にいるはずのない男の声がしたという。
このスタジオにはよく霊の目撃情報があるらしい。
「もうすぐです」という声が聞こえるが、収録中の映像無いし、実はもう1人いたで済むのでどうでもいい。
ところで、取材中録音ブースに移動する際に呪怨のアレっぽい声が聞こえるのだがスルーか?
<ビデオレターから見つめる目>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★★
不気味さ:★
エピソード:寒い
遠距離恋愛中の彼女に送るために撮影された映像。
北海道だけにひたすら寒い(全然上手くない)ビデオレターを撮影中、本棚に不可解な左目?が映っている。
正直微妙で、幽霊よりもビデオレターに背筋が冷えた(やっぱり上手くない)。
<4人いる>
恐怖度:★
インパクト:★★★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★★
エピソード:★★
川原でのキャンプを撮影した映像。
カメラマン含めてメンバーは4人なのだが、その4人を映したような別カメラの映像が割り込まれる。
4人の立ち位置や服装がそれぞれ異なるし、戻った後も場面が変わっているため、ただの映像の繋ぎ合わせとしか思えない。
ところで、このタイトルだけ他と比べてやたらセンスいいな。
<仏壇の遺影の顔が・・・>
恐怖度:★
インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★
エピソード:★★★
祖母の家で撮影されたホームビデオ。
遺影の写真の顔が2回目に映った時だけ大きくなっている。
投稿者らによると、遺影の人物は孫を見る前に亡くなってしまった祖父であり、孫を見たかったのではないかと言う。
投稿者達はどこか嬉しそう。
呪いのビデオのコンセプトからは外れるけど、こういうのもいいね。
<襲いかかるラップ音>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★★
不気味さ:★
エピソード:★
宅飲みの映像。
突然何かが割れるようなラップ音がなり、女性が気を失って倒れ、その後号泣する。
それをなだめる男と面白がる男、撮影する男のやり取りがチョット・・・
ラップ音以外にも、奥の部屋にやたらデカい顔が映っているが分かりにくくて微妙。
<総評>
★★★★★☆☆☆☆☆
投稿映像が多く、インタビューもすぐに終わるためテンポがいい。
しかし、怖くない映像が続き、リプレイも1回のみだったりするので余韻がない。
不気味さやエピソードの評価が軒並み低いのがこれを物語っている。
本作の最大の特徴はナレーションがシリーズの顔である中村さんになったことだろう。
やっぱりこのナレーションを聞くとほん呪を見ているって感じがする。