ほんとにあった!呪いのビデオ9レビュー

評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
初っ端からシリーズワーストクラスのゴミ検証で始まるクソ回。
それ以外もしょぼいのしか無い。

 

 

 

<屋敷>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★
 エピソード:ゴミ
いかにもな田舎のヤンキーって感じの3人組が、地元で有名な廃墟に行って撮影した映像。
その家は博士の家と呼ばれていて、様々な薬品があるという。
肝心の映像は机の中を漁っていたところ、カメラの向きを変えた時にこちらを向いている人影が映るというもの。
今回は最初からいいじゃんと思ったら、スタッフは妙に疑り深く、博士の家に向かうことに。
問題の場所に着いたところ破れたちょうちんがあり、これの勘違いだと強引に断定してしまう。

 

何だこのゴミ展開は。
そもそもちょうちんは別の場所にあったし、スタッフが言うほど似ていない。
何より不満そうな投稿者達に対して「これじゃないかと思うんですけどどう思いますか?」と煽るスタッフが不快。
てめぇら前回ただのポ○モンショックに失明の可能性がとか言ってたくせに何言ってやがるんだ。
歴代でもワーストクラスのゴミエピソード。

 

 

 

<足>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
高校の同級生が再会した時に撮影した映像。
ジュースを買いに自販機に行くと、自販機の奥に倒れているような足が映る。
あの、いくら何でも細すぎるんですけど。
こんなの棒かヘビだろ。

 

 

 

<瞳>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
宅飲みの映像。ガラス棚に異様に大きな目が映っている。
いやどれだよ?勘違いレベル。

 

 

 

<白煙>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★★★
 エピソード:★
花火大会を撮影した映像。
サブリミナルレベルで通常再生だとまず分からないが、スローにしてみると花火のフラッシュに紛れて画面いっぱいの顔が数回映る。
今回の中ではいい方。

 

 

 

<大学校舎>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★★
骨董市で買った8ミリフィルム映写機のオマケで付いてきたテープの映像。
1960年代の学生運動を撮影したと思われるもので、至る所に落書きやポスターが貼られ、机が積み上げられているが、残念ながらデモ隊はいない。
ポスターを映したときに、投影されるように顔が映っている。
相変わらず薄いけど悪くはない。

 

 

 

<廃村>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:★★★
カップルでとある廃村を訪れた際に撮影された映像。
検証はやたら長いが何か起きるわけでもなく、ただの廃墟巡りになっている。
肝心の映像は「おかあやん」という声が聞こえるだけ。
引っ張った割にはしょぼいとしか言いようがないけど、廃墟巡りは結構好き。

 

 

 

<影>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
若者が公園でトランプ投げによる野菜切りを撮影した映像。
家でやってたけど、物足りなくなったから公園で撮影しながらやるってなかなか痛いやつだな。
しかも、普通だったら野菜の奥にカメラを置いて臨場感を出すけど、全然違う場所に置いていて野菜が見えない。
事象は柱の影から手のような影が出るというもの。
分かりにくくてイマイチ。

 

 

 

<学芸会>
   恐怖度:★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★
 エピソード:★
小学生の劇を撮影した映像。
舞台袖で語りを行う少女の背後に、老人のような顔が映る。
ってこれ教師が覗いていただけでは?
まぁこんな仙人みたいな教師がいるとは思えないが。
ちなみに、これが初「お分かりいただけたことと思う」である。

 

 

 

<女の声>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
田舎で撮影された映像。
田舎らしく軽トラの荷台に投稿者を載せて移動したりする。
事象は「寒い」という声が聞こえるだけ。
こんなのもう1人いたら簡単にできるし、何回も繰り返してもこっちが寒いだけ。

 

 

 

<アパート>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:★★
投稿者夫婦が前に住んでいたアパートで撮影された映像。
できるだけ安い物件を探して見つけたアパートであり、以前住んでいた住人が自殺している事故物件であるという。
後日、霊感強い友人と鑑賞した日の夜に、全員が赤い服を着た男が這うように追ってくる夢を見たようだ。
そんなこともあって、住所ですらなかなか教えてくれなかったが何とか聞き出し、アパートへ向かうことに。
現在の住人は留守のため隣の住人に話を聞くが、最初からカメラを向けていたことでイラつかせてしまったのか、大した情報を聞き出せないまま閉められてしまい、そのまま投稿映像へ。
って何で隣の住人に聞いただけで終わりなんだよ。アパートに行ったくだりいらねーだろ。
肝心の映像は、妻が料理しているところを撮影中、風呂場のすりガラス越しに赤い服を着た人影が映っているというもの。
正直簡単に再現できそう。

 

 

 

<総評>
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
相変わらずハズレばかりで怖くなく、検証は無駄に長い割には何も得るものがない。
更に、投稿映像を大した根拠なく勘違いと断定するという、シリーズでもワーストクラスのゴミエピソードがあり、見る価値はない。