ほんとにあった!呪いのビデオ Ver.Xシリーズ総評

 

<作品>

Ver.X ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Ver.X:2 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Ver.X:3 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
Ver.X:4 ★★★★★☆☆☆☆☆

★平均2.3

 

 

 

<評価・感想>
パッケージ裏によるとXは「エクストラ」の略で、あまりのヤバさ故に封印されていたという触れ込みだが、その実態は世に出せるようなレベルではなく、ほんとは「ボツ」の略だったんじゃないかと思う。
そのあまりのひどさに、先にレビューを書いて当初★1判定にしていたパート8、9を★2に引き上げるほどだった。
検証は無駄に金をかけていて、やたら遠征を行ったり東京湾にダイビングしたりしていたが、肝心の投稿映像にかける金がなかったのか、雑コラやリプレイしても分からないようなものばかりで、金をかける方向を間違っている。
また、約90分なのも足を引っ張っている。
全編通して時間稼ぎ感が強く、当時の本編と同じく60分前後にまとめられていたら少しはマシになったと思う。
辛うじてマシなのはX:4だけだが、これも白石監督ファン以外はあまりおすすめできないかな。

 

 


<おすすめ>
・Ver.X:8ミリフィルム
ネットで有名な、郵便受けの取り出し口のやつみたいなのが出てくる。

 

・Ver.X:4:結婚式に現れた怨霊!?
古き良きブラクラを彷彿させる映像。初見で分かったら神。

 

 

 

<主なスタッフ・出演者など>
・九重勇次朗
XとX:2の演出を担当。
検証は割とまじめだったが、肝心の映像がダメすぎた。

 

白石晃士
ノロイ」「カルト」「コワすぎ」などで有名な監督。
X:3とX:4の演出を担当。X:4では自らナレーションも行っていた。
ただ正直、Ver.Xシリーズの白石監督はセンス悪い。
X:3ではクソ寒ポエムを各エピソードの最初に挟んでいたし、逆にX:4では何のひねりもないエピソードタイトルを連発していた。

 

・大橋孝史
パート17ぐらいまでのシリーズプロデューサー。
ダイビングしたくてVer.Xシリーズを企画した疑惑あり。

 

・菊竹慶治
XとX:2に登場したスタッフ。
まじめでよく仕事をしていたが、Ver.Xに登場したのが運の尽き。

 

清水直子
XとX:2に登場した女性スタッフ。
この頃からアヒル口をしていた。
大橋に泣かされていたっぽいが何があった?

 

・菊地峰生
X:3に登場したスタッフ。
最初はまともだったが、後半になるにつれてクソ化していった。

 

・川島
ただのやばいやつ。こいつのエピソードを最初に入れたせいでX=ボツになったと言っていい。

 

・清水さんと谷井さんの小学生時代の教師
左耳の上あたりに円形脱毛症があった。