評価：★★★★★★★☆☆☆
都市がテーマで、「呪いの女」は必見。
タイトルコールはファ○ク。
＜反戦デモ＞
恐怖度：★
インパクト：★
分かりやすさ：★
不気味さ：★
エピソード：★
反戦デモの様子を撮影した映像。時期的にイラク戦争かな？
レンズの反射の中に、顔のようなものが映っているらしいがよく分からん。手なら分かったが。
＜タイトルコール＞
恐怖度：★★★
インパクト：★★★★★
分かりやすさ：★★★★★
不気味さ：★★
エピソード：シ⤴︎ネ⤵︎
今回は都市がテーマ。団地をバックに中村さんのナレーションが入る。
「・・・そんな数々の現象を捉えた、ほんとにあった！呪「ヴアアァァァァァァァァァァ！！！！！」
ふざけんなｗｗｗファ○クｗｗｗシ⤴︎ネ⤵︎ｗｗｗ
＜呪いの女＞
恐怖度：★★★★
インパクト：★★★★★
分かりやすさ：★★★★
不気味さ：★★★★
エピソード：★★★★★
とある団地で姉弟がふざけ合って撮影した映像。
投稿者にインタビューしてみると、前々から姉は窓が小さくなり真っ暗になる悪夢に悩まされていたらしい。
弟は弟で、どこか違和感のある女性が部屋にいるのを何回か目撃している。
肝心の映像は、弟がカメラを持って姉を映していると、ベランダの向こうに女が立っている。
それに気付いた弟が、声を裏返しながら先に逃げるのだがパニクってしまい、あろうことか姉を閉じ込めてしまう。
「あ"け"ろ"お"ぉぉぉぉぉ！！！ば"か"あ"ぁぁぁぁぁ！！！」と発狂する姉をよそに、20秒ぐらい閉じ込め続ける弟ｗｗｗ
ようやくドアを開けて姉を救出すると、部屋の内部に女が侵入しているのが一瞬映っている。
また、その横に真っ赤なパーカーを着た子ども(小人？)が、背を向けて座っている。
だが、なぜかここはスローでリプレイされない。
突然現れた女の怖さもさることながら、パニクった故のコントのような展開も必見で、個人的にベスト10に入る傑作。
＜あるオフィスで・・・＞
恐怖度：★★
インパクト：★★
分かりやすさ：★★
不気味さ：★★★
エピソード：★★★
最初によく分からない映像が差し込まれている（スタッフによるもの）。
とあるオフィスで働くOLが、深夜残業している様子を撮影した映像。
この女性だけ、残業により飲み会に参加できなかったらしい。
動画内では常に「シネ・・・シネ・・・シネ・・・シネ・・・」という声が記録されている。
また、投稿者の背後にある窓のあたりに2人分の人影が映り、それが消えた直後に「よかったね」という声が聞こえる。
これ自体は大して怖くないが、投稿者の不安げな表情がいい緊張感を出しており、深夜残業したくないと思うこと間違いなし。
＜シリーズ監視カメラ いないはずの・・・＞
恐怖度：★
インパクト：★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★
エピソード：★
最初からいる。
とある道路の監視カメラの映像で、右上に明らかに存在が浮いている人が立っている。
通行人が来るのだが、当然のようにすり抜けている。
ハッキリ言って雑コラもいいところだが、カメラの画質の問題か、三角コーンやポールなんかも立体感が消えていてコラに見える不思議な映像。
相変わらずだけど、現れる瞬間から消える瞬間まで見せてよ。
＜前触れ・・・＞
恐怖度：★★
インパクト：★★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★★
エピソード：★★★
投稿者が謎の飛行物体を発見し、とっさに撮影した映像。
ビル群よりもはるか上空に、浮遊する巨大な人影が2体映っている。
何か「コワすぎ」シリーズにありそうな映像。
また、その映像が撮影された翌日、近くのマンションで女子高生が投身自殺したらしく、目撃者に話を聞くと、何かに導かれるみたいだったらしい。
大して怖くないが、明らかに不審な女子高生がいるにも関わらず、誰も声をかけず投身自殺という結末を迎えてしまっており、都市にありがちな他人への無関心さがよく表れている。
＜自主映画＞
恐怖度：★
インパクト：★
分かりやすさ：★★
不気味さ：★
エピソード：★
自主映画のリハーサル光景を撮影した映像。
役者の男性の首元に巨大な目（スタッフ談）が映っている。
いや、ただの出来物じゃないか？粉瘤で検索（閲覧注意）すると似たようなのいっぱい出てくるぞ？
また、スルーされているがカットが変わる直前、青い服を着た男性の足元に女性が映り込んでいる。
こっちはこっちで、平面のものを斜めに引き伸ばしたみたいな違和感がある。
＜合宿＞
恐怖度：★★★
インパクト：★★★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★★★
エピソード：★★
ある大学のサークルが合宿に行った際に撮影した映像。
怪談話を披露していると、窓に巨大な顔が貼り付いており、少しずつハッキリと映る。
マジで巨大で、眉から上唇ぐらいまでしか映っていない。
結構表情が怖く、インパクトもあり個人的に好き。
また、スルーされているが「勝手口の戸は閉まってますし」というセリフのあたりから、叫び声のようなものとダーンという音が聞こえる。
まぁこれは、建て付けの悪いスライドドアを閉める音かも知れないが。
＜焦げ痕・・・＞
恐怖度：★
インパクト：★
分かりやすさ：★★
不気味さ：★
エピソード：★★
家で起きる謎の現象を撮影した映像。
物が勝手に落ちたり、粘液が付いていることがあるという。
また、火の玉が現れることもあるらしく、壁には焦げ痕もある。
肝心の映像はこの火の玉を捉えているが、遠近感がおかしい。やり直し。
後日、この家が半焼（どう見ても全焼）したという。
＜・・・とある住人＞
恐怖度：★★★
インパクト：★★★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★★★
エピソード：★★★★★
携帯カメラで撮影された映像。
マンションの廊下を友達と撮影しながら歩いていると、ある部屋に奇妙な人影が映ったらしい。
その部屋の入り口には何かを剥がしたような跡がある他、かつて孤独死し、2ヶ月も発見されなかった住人がいた。
撮影当時は遺体が発見される前のため、そこに人がいたとは考えにくい。
また、問題の部屋と投稿者の部屋は階が違うのだが、その日はなぜか間違えたらしく、他の住人も同じような体験をしている。
肝心の映像は、なぜか問題の階で降りてしまった投稿者らが廊下を歩いていると、問題の部屋からこちらを見つめる中年女性の姿が映っている。
また、動画内でも、ペットと勘違いしているが臭いがすると言っており、遺体の腐敗が進んでいるのが分かる。
投稿映像そのものは並程度だが、孤独死してしまった住人の無念さや、誰かに気付いてほしいという思いが伝わってくる、都市がテーマの本作にふさわしいラスト。
＜総評＞
★★★★★★★☆☆☆
都市がテーマということで、都市にありがちな「他人への無関心」「人はたくさんいるのに孤独」がよく表れている。
特にテーマと合っているのは以下の3作。
・「あるオフィスで・・・」は1人だけ深夜残業する孤独さや心理的な怖さがよく表れている。
・「前触れ・・・」は知らない女子高生が何時間もうつむいていて、窓から屋上へと向かおうとしている姿まで目撃者がいるのに誰も声をかけず、投身自殺という結末を迎えてしまう。
・「・・・とある住人」は現在社会問題になっている孤独死の現状を、心霊要素を交えて上手く表現できている。
結構評判良いし、昔見た時に良かった記憶があるのだが、今見ると何じゃこりゃと思う物が多かったのが残念。
