呪われた心霊動画XXX_NEO 01レビュー

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆
XXXが100エピソードになったため新シリーズ化した。
最初の20分はゴミで、それ以降も低調気味。

 

 

 

<結界>
   恐怖度:★
 インパクト:★★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:★
自殺者の遺留品撮影を趣味としている女性2人。
月一で樹海に行っているようで、迷子対策としてビニール紐を木にくくりつけながら探索をしている。
靴や服、アクセサリーや聖書などを写真に収め、薄暗くなってきたので帰ることに。
辺りが真っ暗の中、紐を辿っていると途中で切れており、道が分からなくなってしまった。
おおよその見当で引き返していると、先ほど撮影した遺留品を発見し、近くにビニール紐を見つける。
どっちが帰り道か分からないまま進むと、切れたもう一方を見つけたが、自分たちが付けた記憶のないビニール紐の道ができている。
そこを辿ると紐を見つけた場所に戻っており、何者かによってループ状にされていたようだ。
すると犯人と思われる男を見つけ、尋問すると小声で「ゲル山です」と連呼しており、隙を見て逃げられてしまった。
追いかけるが撒かれてしまい、近くに大量のロウソクや打ち付けた釘に紐を巻き付けた木を見つけた辺りから、画面にノイズが走る。
すると遠方から女性の悲鳴が聞こえ、ふと見上げるとコウモリ人間みたいなのがいて、目の前まで飛んできたので悲鳴を上げながら逃げるのであった。

 

とりあえず長い。投稿映像だけで15分ぐらいある。
その大部分はただの迷子で、やたら足遅いわ、いつまでもビニール紐を持ってて片手塞がっているわで、時間稼ぎとしか思えない。
肝心のオチも、初っ端からこんなのやる?としか思えないもので、ただでさえ前シリーズ後期はどこに向かってるんだ?って感じだったのに、より拍車をかけている。

 

最後に、友人が鳴き声が聞こえたという電波なことを言って終了。
何だったんだこれ?

 

 

 

次のエピソードは「オルゴールと終末人形」というものだが、想定外の事態が発生したため収録を見合わせたとさ。
予告編に入れてたってことだと思うけど、そんな報告要らんよ。

 

 

 

<留守電の投稿者>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★
差出人不明で映像だけが送られた翌日の深夜に、投稿者から非通知の留守電が入れられていた。
それによると、先月に心霊スポットとして有名な電話ボックスで、友達と肝試ししたという。
そこでは昔、焼身自殺した女がいて、受話器を取るとその声が聞こえるという噂のようだ。

 

肝心の映像は、まず撮影者が電話ボックスに入って受話器を取るが、特に声は聞こえない。
次に投稿者と交代して受話器を取るが声は聞こえないようで、出ようとすると開かなくなってしまっている。
すると電話ボックスが鳴りだし、投稿者が恐る恐る出ると、数秒間の沈黙の後に慌てて切り、女の声が聞こえたと言い出す。
出ようとするがドアは開かず、ふと見上げると真っ黒な女(の生首?)がいて、必死にドアを開けようとしたところで終了。

 

典型的な劇場型だけど、さっきのと比べれば全然いい。
女の造形は岩澤演出後期にありそうな感じ。

 

投稿者によるとあの時、自分の声で「熱い…熱い…」と繰り返していたようだ。
未だにあそこから出ることができないでいるようで、この電話も電話ボックスから掛けているとか。
最後に「熱い…熱い…」と繰り返し、唐突に電話が切れてしまった・・・クサすぎ。ぶっちゃけ蛇足。

 

 

 

<マリオネット>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★★
夜の公園でベンチに座って寝てる男がいたが、急に泥酔してるみたいにキョドり出したので撮影した映像。
投稿者は生きてる人間みたいじゃないとかマリオネットみたいとか言うが、ハードル上げ過ぎじゃない?

 

肝心の映像は、距離を保ちながらキョドり男を撮影していると、男が突然停止し、体が消えたかのように服が崩れ落ちる。
近付いてみると泡みたいなのが散乱していて、ベンチの下からこちらを覗く顔を見つけ、慌てて逃げるのであった。
どうやら4~5年前から変な人がいるという噂があるようだが、その目撃談はバラバラだという。

 

めっちゃニヤついてるじゃんコイツ。
動きはギリ人間でもできそうな感じで、一発芸としてやったら絶対ウケるやつ。

 

 

 

<マリエさん>
   恐怖度:★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★★
 エピソード:★★
高校で「マリエさん」という降霊術が流行っており、公園で検証した映像。
その方法は以下の通り。

  1. 深夜12時ちょうどに自分のアドレスにメールを送る。
  2. メールには、マリエさんに聞きたいことや願い事を書く。
  3. 自撮りした写真を添付する。
  4. 願いが叶えられると、違った内容が返ってくる。

 

肝心の映像は、友人がやってみたいということで、リョウ君と付き合いたいという内容でメールを送る。
すると返信が来るのだが、文字は化けており、自撮り写真もブレたような歪みが起きている。
するとガラスが割れたような音が鳴り、友人のスマホがバキバキに割れてしまう。
不審に思いながらも話していると、友人の顔に重なるようにもう1つの顔が現れるというもの。

 

割れる音がわざとらしい。
グラスを割った感じに聞こえる。
重なる顔については、メッチャ面長になってない?

 

その後、友人はリョウ君と付き合うことができたが、日に日にやつれていき、高校にも来なくなってしまった。
彼氏と旅行に行いくという連絡があったので大丈夫かと思ったが、その翌日に駅のホームから飛び込み自殺を図り、一命はとりとめたものの、現在も意識不明の重体だという。
目撃者によると、黒いモヤと仲良さそうにしていて、手を繋いでいるように見えたとか。
・・・一般人にも霊見えちゃったんだ。

 

メールの文字化けをよく見るとカタカナが入っており、それを繋げると「シヲカナエタ」と書かれていた・・・それって文字化け風の文章作ったって言ってるようなものじゃん。
文字コード変換したら解読できたって方が良かったと思うが(友人に送られたメールは入手できていないから無理だろうけど)。

 

最後に、マリエさんという降霊術はネット上で流行っている様子はなく、投稿者の高校周辺に限られていると思われる。
一応調査したみたいだが、堂々巡りになってしまい、出処を見つけることは出来なかった・・・今まで自分たちで調査してなかったツケだな。
あと、効果音でビビらせようとするのはヨクナイ。

 

 

 

<骨壺>
   恐怖度:★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★★
父の定年退職を機に社宅から引っ越すことになった際、物置から骨壺が見つかり、中には卵の殻と布に包まれた8ミリフィルムが見つかった。
それを業者に頼んでDVD化してもらうと変なのが映っており、実家に掛けた覚えのない自分の声による留守番電話があった。

 

まずは留守番電話の音声。
かごめかごめを唄っており、時々ディレイが掛かっている。
最後に「返して」と言い、本シリーズのエピソード番号が出るときっぽい音が鳴って切れた。

 

骨壺を見つけた後、実家の飼い犬が何か見えているように吠えたりするようになり、数日後に亡くなってしまったようだ。
また、投稿者の上司が自殺したり、昔からの友人が亡くなったりしており、投稿者本人も吐き気をしたり同じ夢を見るようになっているという。
その夢は、顔だけ飼い犬にそっくりな赤ん坊を抱いており、赤ん坊は泣き続け、投げたい衝動に駆られながらも取り返しがつかなさそうで踏み切れず、朝まで抱いているようだ。
なにか得体の知れない存在の封印を解いてしまったのだろうか・・・

 

肝心の映像は恒例の警告付き。
最初は自然を撮っている映像なのだが、変なポーズをとる発光白飛び全裸マンやホラーチックな女のドアップなどが差し込まれ、映像自体も鳥の死体や病院内、夜の街灯など、不穏なものに変化していく。
後はよく分からない映像や女のドアップなどが続き、よく分からないまま終了。

 

赤い映像はよく見ると人間のケツだな。
その次は死体に布を被せてるってところか。
上でも書いたけど、変なポーズをとる発光白飛び全裸マンが出てきた時点で萎えて、別に怖いと思わなかった。
久しぶりの8ミリテープ(XXXシリーズでは初だっけ?)だけど、女のドアップだけ質感とかフレームレートが明らかに違ってて、8ミリテープで撮ってなさそうなのが気になった。

 

 

 

<総評>
★★★☆☆☆☆☆☆☆
前作で100エピソードとなったため、新シリーズとして再始動した。
そのトップバッターは長い、ダルい、クソオチの3重苦だったし、次のエピソードも収録を見送りましたとかいうどうでもいい報告でクソだった。
中盤以降はマシになっていったが、ラストの8ミリフィルムは明らかに質感の違う映像が紛れてたり、怖いと思っているのか?と聞きたくなる発光白飛び全裸マンが登場したりと、前シリーズ後期のどこに向かってるんだ?感が残っており、あまり恐怖を感じなかった。

 

エピソードの関連付けがほぼ無かったのはシリーズファンには不評だったかもしれないけど、前シリーズの中盤以降は関連付けること自体を目的化していて完全に飽きていたから、仕切り直しという意味でアリ。
ただ、「マリエ」は前シリーズに名前挙がってたのと同一っぽいし、再びクサい演技が出てきているため、新シリーズがどうなっていくか不安が残る。