ほんとにあった!呪いのビデオ86レビュー

評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆
変則2部作「Propagation」の後編。
その他の投稿映像も含め、もはや恐怖を描くことを忘れたバイオレンス劇で不快。

 

 

 

<シリーズ監視カメラ カーテンの向こう側>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★
夜中に窓を叩く音がするため、原因を突き止めるために設置したカメラの映像。
ベランダに誰もいないことを確認し、証拠を取るためにカーテンを開けたまま就寝する。
深夜2時を過ぎた頃から窓を叩く音が聞こえ始め、約40分後にはそれが激しくなり、窓がかすかに動く。
その後も叩く音が聞こえ、深夜4時頃には激しい音と共に、なぜかカメラが落下する。
この時、窓に子供のような手が映る他、ベランダから子どもが起き上がり、投稿者を見つめている。
この付近のマンションで、両親から虐待を受けた子どもが亡くなっており、夜な夜なベランダに放り出されていたという。

 

手の動きと音が一致していなかったり、なぜか子供の位置が変わったりするのが不自然。
エピソードもだけど、演出過剰すぎて逆に怖くない。

 

 

 

<一緒に見ていた>
   恐怖度:★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★
河川にクラゲの群れが発生し、物珍しさから撮影した映像。
まぁ濁っていてあまり見えないが、肉眼ではもっと見えていたのだろう。
水面に映る投稿者の影からもう1人の人影が現れ、昇天するように消える。
5~6年前にこの川で水死体が見つかったとか。
また、インタビュー後に投稿者と連絡が取れなくなってしまった。

 

事象は怖くないけど悪くはないとして、無駄に長いインタビューは何とかならなかったのか?
そもそも要らないレベルでどうでもいい話しかないし。
ところで、インタビュアーの声菊池だな。

 

 

 

<続・Propagation 前編>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:ゴミ
変則2部作の後編で、前編はこんな感じ。

  • 今井さんという女優が夢遊病を繰り返すようになり、その様子が投稿されてきた。
  • 今井さんの役者仲間の大橋さんが1年前に自殺しており、生前は役者向けのワークショップを熱心に受けていた。
  • そのクズ講師(宮坂)はワークショップ生に暴力を振るっており、大橋さんもその餌食になっていたがいつの間にか男女の仲となり妊娠、だが堕ろさせられたことが原因だという。
  • 今井さんはワークショップの部屋の一部分に違和感を感じていて、そこで大橋さんが気絶していた。
  • ワークショップはしばらく休止していたが、来週再開するという。

 

という訳で、ワークショップの映像が新たに送られてきた。
相変わらずカメラを止めさせて暴力を振るうが、成瀬さんはもちろん止めるフリをしてガッツリ証拠を収めている。
すると、クズは「俺が代わる」と言って演技を行い、あろうことか女優に本気でキスし頭を撫でるというセクハラまで行う。○ね。
事象は何も起きていないのだが、また知花の火がついてしまい、この女優(梨本さん)に会う約束をした。

 

という訳で、成瀬さんと梨本さんに話を聞くことに。
梨本さんはクズの作品に出演したことがきっかけで、ワークショップに参加したようだ。
その後の話は言うまでもないのでどうでもいいが、ここでの注目点は成瀬さんの表情。
ずっと下の方を見ていて、何度も目が泳いだり口をムッとさせている。
梨本さんに気があるのかは分からないが、クズに対して爆発しそうなんだろうな。

 

その後、今井さんが話をしたいということで会うことに。
大橋さんの母親から、大橋さんが自殺する前日に撮られた映像があり、それをもらったという。
その後は泣いたり、成瀬さんは大橋さんのことが好きだったという暴露をしてインタビューは終了。

 

後日、大橋さんの夢遊病が再発したため、その映像が送られてきた(タイトルは「夢遊病2」)。
1日目は、最初は寝相悪いだけだったが、上体を起こしうめき声を上げながら謎の儀式をする。この時、テレビに顔のようなモヤが映り込んでいる。
2日目は、突然カメラに指差ししながら起き上がり、そのまま硬直している。
ようやく心霊現象っぽいのは出たがショボい、つまらん、時間返せ。

 

この映像について、準レギュラー化した魍魎研究所の○○2人に意見を求めることに。
指差しの意味について色々と話すが時間の無駄。お前のジョークなんか聞きたくねぇわ。
文章校正してたら次のエピソードになった。

 

 

 

煽り運転
   恐怖度:★
 インパクト:★★★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★
 エピソード:★
旅行帰りの高速道路で煽り運転を受け、助手席にいた彼女が撮影した映像。
やたらパッシングしたり、横についたりという悪質な煽り運転に対し、彼氏は超冷静にどう通報したらいいかを彼女に伝え、一旦撮影を中断して通報する。
高速道路を降りた後も煽り運転を続けており、とうとう前に入って止められる。
男が降りてくるのだが、男の車のリアガラスに男性の顔が映っている。
男は文句を言いつけるが、やっぱり彼氏は超冷静で、鍵を閉めて窓を手が出せないように開けて応対し、何とかあしらった。
ようやく男が諦めてどっか行き、安心して後方を映すと、後部座席に見知らぬ男が座っていたというオチ。
煽り運転をしていた男は、この後事故を起こしたという。ざまぁwww

 

1つ目は合成ブレがひどい、どう考えても要らん。
2つ目はアレだ、「後部座席に人がいるが1番怖い説」だ。よく見ると顔も似てる。
バラエティー番組じゃないんだから、シュールギャグにしかなってないぞ。

 

 

 

<弟>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★★★
 エピソード:★
投稿者が子どもの頃に、母親が撮影したホームムービー。
画面左手にあるガラス棚に弟が近づいて手を伸ばすが、ガラスに反射している弟は手を伸ばしていない。
その直後に砂嵐となり、「ママ」と泣き叫びような子どもの声が聞こえる。
弟はこの少し前、お盆の翌日に高熱となり、一命は取り留めたが記憶喪失になっているという。
また、人格も変わったようで、投稿者は当時、これは本当の弟じゃないと思っていたとか。
悪趣味が過ぎる。タチの悪いビビらせ系としか言いようがない。

 

 

 

<水遊び>
   恐怖度:★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★★
これまた投稿者の幼い頃の映像で、水遊びというタイトルだが海水浴場で撮影されたもの。
前半は父親がなぜか道路を跨いで妻と息子たちを撮影しており、迷子の放送が聞こえる。
また、息子が手を振った5秒後ぐらいに、喉を鳴らすようなうなり声が聞こえるが、これは何か関係ある?
砂嵐を跨いで後半の映像になり、カメラを振った際、車の下に少女のようなの顔がある。
この日、投稿者の車の近くに停めていた一家の娘が行方不明となり、後日水死体となって発見されたとか。

 

さすがに一瞬過ぎる。
あと、造形が水死体の霊感ないな。

 

 

 

<続・Propagation 後編>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:ゴミ
衝撃の映像が送られてきた。
なんと、成瀬さんがついに爆発し、クズを木箱(段ボールにも見える)で後ろから殴ったのである!とりあえずざまぁwww
という訳で成瀬さんに話を聞くことに(話の内容がどう見ても取り調べなのだが、そもそも何で捕まってないの?)。
動機はもちろん大橋さんとのことで、クズを許せなかったようだ。
また、映像をよく見ると、梨本さんはあの位置に立っていて、笑っているように見えた。
まぁあんなセクハラクズが殴られてたら思わず笑っちゃうだろうな。

 

ようやく、製作委員会の会議室?でクズと直接対決する時が来た。
こちらは真実を知っている訳だがそれを伏せ、クズに思い当たることはないか探りを入れるがしらばっくれる。
すると案の定、知花が暴走するのだがこれが不快。
知花が何をしたいのかが全く見えてこなくて、さすがの俺でもここだけはクズの味方をせざるを得ない。
クズがここでもカメラ止めてと言い出すが、KANEDAは止める気ゼロで知花をスケベアングルで撮っているのが唯一の見所。
最終的に、クズは怒って出ていってしまった。

 

ここで、大橋さんが自殺する前日の映像(タイトルは「指差し」)。
テーブルの上にはストロングゼロやウィスキーなどが並び、愚痴をつぶやいている。
飲めない酒を無理矢理飲み過ぎて吐いてしまい、戻った後は泣き笑いをしながらまた酒を飲み、ベッドで横になる。
3時間後、おもむろにテーブルへ戻り、カメラを指差したところで終了。
この映像、7分30秒あるんだけど事象なしでつまらん、吐く音が不快、戻った後もちょっと吐くで超不快。
何を見せられているんだ俺は?

 

性懲りも無くアジア魍魎研究所の○○2人に映像を見せるのだが、デブの所長がこれまた不快。
生前最後の映像だって言ってるのに、ニヤニヤしてくだらねぇジョークを言い出しやがる。
こいつらも存在自体が不快になりつつあるな。
KANEDA演出期はまともなのがいねぇ(せいぜい中田君がマシってぐらい)。

 

最後に、梨本さんも爆発し、クズの片目をカッターナイフで切り付け、片目失明の怪我を負った。もう1度言う、ざまぁwww
梨本さんは1点を指差しており、その先には「夢遊病2」とよく似た巨大な顔がある・・・それだけ。
これだけ尺使って半分は自演で出来るもの、もう半分はショボいのってナメてんのか?マジでクソ。

 

最後に、今井さんは今も夢遊病を起こすことがあり、最近、大橋さんに何かを託された感じがするとか。
そんなこと言ったって、実行したのは梨本さんであんた関係ないじゃん。
もはや何を見せられていたんだよ。

 

 

 

<総評>
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
4/7エピソードが暴力関係というバイオレンス回。
全てインパクトにおいてバイオレンスが事象を上回っており、恐怖に対する認識のズレを感じる。

 

メインがとにかくゴミ。
ボツネタレベルを無理矢理メインにした挙句、投稿映像や取材が不快なものばかりでクソみたいな変則2部作だった。
この戦犯は、暴走して無理矢理取材を継続し、もはや何をしたいのかも分からなくなった知花にあるが、その暴走を止めることができなかったKANEDAにもある。
いくら何でも、KANEDAに監督としての決定力や発言力が無さすぎる。
なんかもう、さっさとKANEDA演出期終わってくれとしか思えないレベルで不快感しかない。
まぁこれがマシってレベルの地獄が待っているのだが・・・