ほんとにあった!呪いのビデオ4レビュー

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆
呪われた病院編という怖そうなサブタイトルに反して微妙な出来。
ネタがないのか怪談話が多く、テンポが悪い。

 

 

 

<待合室>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★★★
待合室の監視カメラの映像。
数日前に少年が交通事故に遭い、両足を切断した後亡くなったという。
待合室のソファーに歩くような白い足が映るのだが、足元が不安定で明らかにすべっている。
とはいえまだ期待できる内容。

 

 

 

<診察室>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
回診の様子を研修医が研究用に撮影した映像。
にしても人多過ぎだろ。少なくとも6人いるし、研修医にも聴診させるしで患者がかわいそうになる。
カーテンに顔のようなものが映っているというがこじつけレベル。ハズレ。

 

 

 

<レントゲン写真>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
レントゲン写真の背骨部分に「終」の点々が欠けたような字が映っているというもの。
字だけ他と比べて黒過ぎだし絶対塗っただろ。ハズレ。

 

 

 

<リハビリ>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★
歩行困難者のリハビリを撮影した映像。
平行棒を掴むコゲ茶色の手が映る。
手袋か何かの可能性もあるが、本作の中ではマシな方。

 

 

 

<病室>
   恐怖度:★★★
 インパクト:★★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★★
 エピソード:★
見舞いの映像。入院中の投稿者がナレーターの中村さんに似ている。
奥にある鏡に老婆のような顔が映る。
けっこう不気味だし、実在するとしたら鏡の前にいるはずなので説得力もあり完成度は高め。

 

 

 

<カラオケビデオ>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:★
カラオケに流れるイメージ映像。
古い病院の窓に、苦悶の表情をしたデカい顔が映っているというが、何かを立てかけていただけでは?
っていうか投稿者は10インチぐらいのモニターでよく分かったな。

 

 

 

<手術室>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
外科手術の映像。
投稿映像がやたら長いが事象は2秒ぐらいしかない。
白く細長い人影が影に映るだけでイマイチ。

 

 

 

霊安室
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★
スタッフが現役看護師に依頼して、深夜の霊安室前の廊下を撮影した映像。
ラップ音とうめき声のようなものが聞こえる。
これがオチか・・・

 

 

 

<総評>
★★★☆☆☆☆☆☆☆
呪われた病院編という怖そうなサブタイトルなのに、イマイチな投稿映像ばかりで完全に名前負けしている。
本レビューでは面倒なのでカットしたが、全ての投稿映像に対して前座として元医師や看護師の体験談があり、尺の半分以上も占められている。
これが怖ければいいんだが、素人でもその場で思いつきそうな話ばかり。
全編通して退屈なものになっている。