評価：★★★★☆☆☆☆☆☆
呪われた学校編。つまり今回も残念な出来。
とはいえ病院編よりはまし。
＜卒園式＞
恐怖度：★
インパクト：★
分かりやすさ：★
不気味さ：★
エピソード：★★
幼稚園の卒園式の映像。
投稿者家族はこれを見ると必ず熱になるという。
カメラのフラッシュで一面ピンク色になる中、口を開けた顔のようなものが映っている。
1コマしかないのによく気付いたなと思うが、昔はもっと濃く大きかったらしいので違和感はあったのかな。
＜音楽室＞
恐怖度：★
インパクト：★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★
エピソード：★
モーツァルトの肖像画の目が動くという噂を検証するため、投稿者自らカメラを仕掛けたという映像。
目は動かなかったが、誰もいないはずの音楽室からピンッというピアノの音が鳴っていた。
とはいえ音が高すぎるし、リプレイもない捨て作品。
＜焼却炉＞
恐怖度：★★
インパクト：★★★
分かりやすさ：★★
不気味さ：★★
エピソード：★★
焼却炉で霊が出るという噂を検証した映像。
生きたまま焼かれた男性がいるというが、焼却炉の大きさからして無理がある。
炉の内部にタバコが捨てられているのに時代を感じる。先生なのか生徒なのか。
それはともかく、煙突に顔が映っている。
撮影者はビニール袋かなと思っているが、ライトを当てるといなくなる。
初見ではまず分からないけど悪くはない。
＜カルチャーセンター＞
恐怖度：★★
インパクト：★★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★
エピソード：★
早くも学校関係ない。
講師の大学教授はビデオの撮影後数日で行方不明になったらしい。
肝心の映像は、窓の外に手のようなものが映っている。
1階じゃないし窓の外に人が立てるスペースはないので説得力はあるが、そもそもの事象がイマイチ。
＜放送室＞
恐怖度：★
インパクト：★★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★
エピソード：★★
昼休みの校内放送テープに謎の声が聞こえるというもの。
学校近くの祠に、軍服を着た男の幽霊の目撃談があるという。
かいわれの日という謎の記念日の説明中、「ぜんた〜〜〜い、（約2秒の間）、止まれッ！」という号令が聞こえる。
さすがに草。
＜入学式＞
恐怖度：★★
インパクト：★★★
分かりやすさ：★
不気味さ：★★
エピソード：★
入学式後、投稿者が2人の友達を撮影した映像。
中1なのだがどっちもデカい。
左側の子の髪の毛に被さるようにして、悲鳴のような顔が映る。
色が薄過ぎてアップされるまで分からなかった。
あと、体育館で落ちて亡くなった女の子がいるという話が挙がっていたが、これに結びつけるのはかわいそう。
＜窓＞
恐怖度：★★
インパクト：★★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★★★
エピソード：★★
夜中、誰もいないはずの学校の窓から不可解なものが見えるという話を聞き、調査するスタッフ。
なんとその学校に通う中学生に依頼して、理科室にカメラを仕掛けてもらう。
すると、外からは何も映っていなかったが、理科室のカメラには真四角の顔が映っていた。
ところで、情報提供者との取材中、呪怨のアレみたいな声が時々聞こえるがやっぱスルーか？
＜校庭＞
恐怖度：★★
インパクト：★★
分かりやすさ：★★★
不気味さ：★★
エピソード：★★
小学校の校庭で子供と母親を撮影した映像。
その中で、思春期ぐらいの男の子の「おとうさん」という声が聞こえる。
紹介されているのはこれだけだが、その前のシーンで、後ろにある民家にやたら目立ちたがりな黒い人影が現れている。
これ自体は大したことないが、Special1ではここから大長編へと発展する。
＜学芸会＞
恐怖度：★
インパクト：★
分かりやすさ：★★
不気味さ：★
エピソード：★
小学生の劇の映像。
ミュージカルパート中にひょっこり白い人影が映る。地味。
＜タイムカプセル＞
恐怖度：★★★
インパクト：★★★
分かりやすさ：★★★★
不気味さ：★★★
エピソード：★★★
10年後の自分に向けたメッセージを撮影したタイムカプセルの映像。
ある暗そうな女生徒だけ映像の途中で別人の顔が被り、顔が歪んで見える。
本作の中では1番怖い。
にしても、投稿者のメガネはどこかうさんくさく、所々ニヤニヤしながら話すのが癪。
行方不明になったというその子についても、暗かったとか他に遊ぶ相手いなかったとか言ったりしてて、こいつ絶対イジメてたろ。
ちなみに、Special1で続報があるが、シリーズ屈指のゴミエピソードのためスルー推奨。
＜総評＞
★★★★☆☆☆☆☆☆
病院編に続いて、学校編もイマイチな出来。
とはいえ、改めて見てみると全エピソードインタビュー付きだが、前巻のようなただの怪談話がなくテンポも悪くない。
また、勘違いや信憑性のない映像もほとんどないのは高評価。
できれば1~2本ガツンとくる映像や検証が欲しかった。
ちなみに、時系列的にはパート5→Special1→パート6でエピソードも密接に関わっているため、次はSpecial1を見ること推奨。
