ほんとにあった!呪いのビデオ2レビュー

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆
メインの作業服の男だけで引っ張った回。
勘違いや信憑性のないものが多く、全体的にパワーダウンしている。

 

 

 

<作業服の男>
※評価は最後に記載
見た人が全員危険な目にあったビデオがあるという手紙を受け取ったスタッフは、投稿者にインタビューを行う。
投稿者は一度も見ていないが、映像を見た彼氏が失踪したという。
映像は最後に見せるということで次へ。

 

 

 

<窓の外を落下する光>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:★★
女子高生が修学旅行での宿泊先で撮影した映像。
友達が幽霊を見たという怪談話や、飛び降り自殺があったという噂がある。
窓の外から何かが落ちているんだけど、何とでも言えるし微妙。
どうやったら悲鳴を上げた顔に見えるんだ?

 

 

 

<サイドミラーに映る女の顔>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★
 エピソード:★
買ったばかりのビデオカメラで車内から試し撮りしていた映像。
サイドミラーに女の顔の下半分が映っていると言うがどこがだ?
せいぜいたらこ唇に見えるかも程度で微妙。

 

 

 

<自主映画に映った男の影>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★★
  不気味さ:★
 エピソード:★★
校舎の階段で撮影された自主映画の映像。
撮影中の背後の壁に人影が映っている。
これに気付いてリテイクを行い、階段の上に監視を付けたが、それでも人影が映ってしまっている。
かつて戦時中に人体実験が行われていたという、今考えましたみたいな噂あり。
肝心の映像はいくらでもやりようがあるし、誰もいないはずというのも投稿者達の証言のみなので信憑性は薄い。

 

 

 

<神社の木に浮かぶ顔>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
ナレーションなしで30秒もしないで終わる。
リプレイもなく静止して拡大するだけ。
勘違いかもしれないレベル。捨て作品。

 

 

 

<壁からのぞく白い影>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★
夜道を3人で歩いている際に撮影された映像。
後ろの方にパート1の「大学校舎」に現れた幽霊みたいなのが映る。
これもナレーションなしで1分以下の捨て作品。

 

 

 

<踏切に現れた足>
   恐怖度:★★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★★
 エピソード:★★★★
7年間で6回も自殺(遺書なし)があったという踏切の監視カメラの映像。
自殺者は必ず同じ方向からフラフラと線路に入り込むという。
目撃者のインタビューや間一髪で助けられた人のインタビューがあり、8年前にその線路で電車に轢かれて亡くなった少年がいたことが分かる。
肝心の映像は、電車がくるというタイミングで子供の足のようなものが映っている。
よくある怪談話の映像化といった内容で、ようやく怖い作品が出てきた。

 

 

 

<事故を予知した警告の映像か・・・>
   恐怖度:★
 インパクト:★
分かりやすさ:★
  不気味さ:★
 エピソード:★
BBQしている様子を撮影した映像。
膝より少し下が消えているというもの。
その後、バイク事故で足を怪我したと言うが偶然でしょ。
言っちゃ悪いが、もう治っているから信憑性も余りないし。
肝心の映像は、確かに透明なように見えるけど足の輪郭が分かる。ハズレ。

 

 

 

<子供を呼ぶ声>
   恐怖度:★★★★
 インパクト:★★★★
分かりやすさ:★★
  不気味さ:★★★★
 エピソード:★★★
夫が妻と子供を撮影した映像。誰もいないはずの所から声が聞こえたという。
音響粒子学研究所の解析によると、呼吸器系が弱い人の声のようだ。
また、その場所で若い女性の首吊り自殺があり、その女性には子供がいたことが分かり、その子があけみちゃんではないかを思われる。
肝心の映像は「あけみちゃん」と囁くような声が聞こえ、声の方向にカメラを向けるが誰もいない。
ただの音声物で終わりかと思ったら、声がした方向をズームするとそこに女性の顔が映っている。
ぞくっとくる良映像。

 

 

 

<作業服の男2>
   恐怖度:★★
 インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
  不気味さ:★★
 エピソード:★★★
作業服の男の映像を見た人達の身に起きた霊障の紹介。
全員事故や病気、視力低下など被害に遭っている。
肝心の映像は電車内で彼女を撮影しているのだが、窓にいないはずの男が映り込んでいると言うもの。
しかし、どう見てもその男は反対側の窓際にいるため、実際にいたのでは?
また、その男の声と思われるのが左側(いるとしたら右側のはず)から聞こえるのだがこれはスルー。
Special1でこの男の正体や声について続報がある。

 

 

 

<総評>
★★★☆☆☆☆☆☆☆
勘違いや信憑性のない映像が多いハズレ回。
半分以上は明日には忘れるほど印象に残らない。
メインとなる作業服の男も散々恐怖を煽っているものの、肝心の映像は実際に居たんじゃない?で済むのが残念。