評価:★★★★★☆☆☆☆☆
3部作「呪いのビデオ」編がスタート。
演出協力だった美濃氏が演出補として登場する。
<捜索>
恐怖度:★
インパクト:★★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★★
エピソード:★
投稿者の飼い犬が脱走し、捜索しながら撮影した映像。
マルという柴犬で、何かを追いかけるように引っ張られてリードを手放してしまい、山の奥まで行ってしまったという。
投稿者のインタビューでマルがどうなったか想像できてしまうのが、もの悲しいなこれ。
肝心の映像は、斜面の階段の上にある神社から鳴き声が聞こえ、行ってみることに。
そこには六畳間ぐらいの小さな神社があり、周辺を捜索していると5~6人の助けを求めるような人影がいる。
投稿者は見えていた訳ではないが、気配を感じて逃げたようだ。
正直、クオリティーは高くない。
メタルバンドのCDジャケットにありそうな構図で、1番手前のやつが迫真のポーズを取っているからかな?
背景情報で評価が変わる感じ。
後日再び神社に行くと、マルが亡くなっていたという。
外傷は無いようだが・・・
投稿者の住んでいた地域は昔、大飢饉に見舞われたことがあるという。
そして、神社で最期を迎えた人が多かったため、絶対に行ってはいけない場所と教えられていたとか。
・・・服装が違くない?脱獄犯みたいな格好してるけど?
<ハノイ>
恐怖度:★★
インパクト:★★
分かりやすさ:★★
不気味さ:★
エピソード:★
大学の卒業記念に友人とベトナムに行った際に撮影した映像。
バイクタクシーを利用してホテルに向かう途中、信号待ちでふと歩道を見ると、血まみれの子どもが手を伸ばしながら近付いてくる。
それと同時に車に追突されて転倒し、映像はノイズにまみれ、投稿者が苦しんでいる声だけが聞こえている。
その後は病院に緊急搬送し一命を取り留めたものの、軽い顔面麻痺が残っているという。
事故と結びつけるのが謎。
停止した直後に追突されたとはいえ、複数を巻き込む大事故になっていないとおかしいようなシチュエーションなのに、事故後は投稿者の声しか聞こえなくて、異世界に飛ばされたの?って感じになっている。
子どもについては、目の前を横切ったチャリを絶妙に避けるような動きしてるのが好き。
格好がアレなだけで悪い子ではなさそう。
・・・醜怪ってヒド過ぎるだろ中村さん!!!
<呪いのビデオ 前編>
恐怖度:★★
インパクト:★★★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★★★
エピソード:★★★
製作委員会は1ヶ月前に投稿された映像を調査する過程で、シリーズ存続の危機に関わる事態に直面していた!
事の始まりは中学生の田中さんの投稿映像で、まずはビデオ通話で内容を確認することに。
下校中に人の気配を感じで撮影し、目には見えなかったが何者かの姿を捉えたという。
その後は母親に迎えに来てもらい帰宅したが、家でも何者かの気配を感じるようになり、引きこもってしまっているという。
という訳でその映像(タイトルは「下校」)。
人気のない田舎道で何者かの気配を感じ、まずは自撮りのふりをして背後を確認する。
次に高感度モード?に切り替えて背後を見ると、ガードレールのそばに黒ずくめの女性が立っていて、一瞬で消える。
もう一度カメラを向けると、すぐそばまで来ていて頭頂部が映り込んでいるが、気付いてはいない様子。
少しずつ恐怖が増していったのか、逃げるようにその場を後にしていった。
この付近での不審者や事件、事故の類はないようだが・・・
最初に現れた方は王道って感じで、シチュエーションや投稿者の不安げな様子が事象以上にいい雰囲気となっている。
目の前まで来ていた方は、投稿者の頭頂部かもと思っていたから、逆に気付かなかった。
人の気配を感じるようになったきっかけは、塾の友達から受け取ったチェーンラインではないかという投稿者。
グループじゃない4人に回せば幸せになるが、止めるとどうなるか分からないという不幸の手紙系のもので、動画も添付されており、よく分からないが気持ち悪いものだったとか。
田中さんはそういうのをやりたくなかったため母親に相談し、母親は大丈夫だよ、怖かったら自分には送ってもいいからと言って励まし、チェーンラインを受け取ったようだ。
それでも、心霊現象に見舞われているのは田中さんだけだという。
にしても、合間のスタッフ会議で藤本演出、男鹿君、木勢さんの3人はチェーンメール世代で、思い出話で盛り上がってて和むなぁ。
外で飲み物買ったついでの立ち話で、木勢さんがあと3人、つまり自分達にチェーンラインを送れば田中さんを救えるのでは?と提案!
霊感強くてビビリだけど、やっぱり勇気あるな木勢さん。
藤本演出もビビリだけど、大人が守らなきゃ!とノリ気だが、ビビリじゃない男鹿君だけはなぜか嫌そうで草。
ちょっと前まで神経も図太かったのに何かあったのか!?
後日田中さんの家に行き、同じくチェーンメールを受け取って誰にも送っていないという友人を交えて話を聞くことに。
友人はそもそも見ていないようで心霊現象は起きておらず、元凶に対して怒り、元凶は田中さんに謝ったとか。
ここで男鹿君が自分達にチェーンメールを送るように提案。
田中さんはスタッフのことを気にかけてためらうが、自分たちは大丈夫だからと説得し、チェーンメールを送ってもらい、これで心霊的、精神的に救われるだろうか・・・
今度はチェーンラインの送り主を探ってみることに。
チェーンラインを見た後にケガした人がいて、それがきっかけで塾内でどんどん広まった様子。
ここでチェーンラインの動画(警告あり)。
最初にこの動画を見たら4人に回してくださいというテロップが入り、その後はいくつかの断片的な映像と祝詞で構成されている。
- 神棚にロウソクと藁人形
- 水面(井戸?)から雫が浮かび上がる(逆再生してる?)
- 仏像や墓石っぽいものと火
- かがり火をつけた船
- お焚き上げ(3種類)
- 藁カーテンに四角い穴、その中心に青白い点、穴に立てかけられたハシゴ
- ゴザに敷かれた藁人形と精霊馬(ナス、きゅうり)
いくつかジオラマというか、ミニチュアっぽいのがあるな。
全体的にどこかチープで、素人が怖そうな映像を作ってみました感あるけど、だからこそ中高生の間で流行ったチェーンラインって感じで雰囲気は好き。
個人的に、XXX以降で増えた解説なしの警告はやめてほしい。
かつては編集スタッフの大杉しか見ていないという名目の「狂死のビデオテープ(パート39)」とか劇場版のラストで流れた「悪人(パート55)」ぐらいだったのにな。
この手のやつで解説なしだと、コマ送りとか検索しゃなきゃいけなくて面倒なんよ。
<ホームレス>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★★
不気味さ:★
エピソード:★★
夜の路地裏で、段ボールを巡りホームレース同士が争っている現場を目撃し、バカにしたように撮影した映像。
グレーのパーカーを着た男がダンボールを奪うことに成功するが、落ちた段ボールを引きずろうとすると半透明の人影が倒れる。
質量があるのか重そうな様子で、人影に気付いたのか手を離すと、その隙に黒い服の男がダンボールの大部分を奪い返して逃げていった。
グレーのパーカーを着た男はともかく、黒い服の男がそこまでしてこの段ボールに執着しているのが気になる。
もしかしたら、この段ボールを使っていたホームレスの仲間で、遺品をとっておきたかったのかもな。
<舞台挨拶>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★
不気味さ:★
エピソード:★★★★
ほん呪100の舞台挨拶の映像。
参加者や服装的に、筆者が参加した舞台挨拶とは別日(7/29のものはこちらを参照)。
怖かった映像は何か?という質問に、中村さんが「作業服の男(パート2)」を見た後に目をケガし、それ以降目の保護のために寝る前に軟膏を塗っているという体験談を話していると、上手(右)側の舞台袖から、目が発光している謎の顔が映っている。
この日、男鹿君は突然の体調不良で欠席しており、連絡も取れなかったとか・・・中村さんに「やっぱり痩せないとダメだよ」と皮肉られてて草。
どう見ても小道具だからどうでもいいや。最初からいるし。
それよりも、他の舞台公演の質問とかも聞いてみたかったな。
<修学旅行>
恐怖度:★★
インパクト:★
分かりやすさ:★★★
不気味さ:★
エピソード:★
多分今回の菊池枠(偏見)。
23年前に撮影された修学旅行の映像。
新幹線の車内を映した場面で、窓に反射する男子生徒に重なっている顔がこちらを振り向き、目の周りが黒で大きく塗りつぶされている。
この数ヶ月前に、心臓発作で亡くなった生徒がいて、顔に根性焼きされるなど壮絶ないじめによるストレス死だったのではと噂されているとか。
変化中の顔がジェイソンに見えた。
<呪いのビデオ 後編>
恐怖度:★
インパクト:★
分かりやすさ:★
不気味さ:★
エピソード:★★★★(次巻予告)
映像について、誰かが作った儀式のようなものでは?推測し、作成者を探すためにチェーンラインの最初の発信者を探ることに。
田中さんは少しずつ元気を取り戻しているが、木勢さんは体調不良が続いてしまい、お祓いを受けたい様子。
またスタッフ不足に陥った製作委員会は、福田・川居演出期からKANEDA演出期にかけて演出協力として参加していた美濃に協力してもらうことに。
ってか22歳なのか。筆者の想像より一回り若いな。
数日の調査により、最初にチェーンラインを送ったという人物が佐々木さんで、そうするように命令したのは安達さんという女性であることを突き止めた。
同級生2人によると、安達さんは高圧的で孤立している人物で、アイツならやりかねないとのこと。
ということで佐々木さんに電話すると、頼まれて断り切れずに送ってしまったようだ。
という訳で、同級生2人が佐々木さんに圧をかけ、安達さんに会う約束を取り付けることになった。
製作委員会としては喜ばしいけど、圧のかけ方にカーストを感じて苦笑いするの草。
まずは佐々木さんに会い、安達さんについて聞いてみることに。
高校卒業後にケバくなり、パパ活やスパチャで稼いでいるという。
そして、久しぶりに会わない?と言われ、会ってみるとクラスのみんなにこれを送ってくれない?とチェーンラインを頼まれたようだ。
少し離れたところで安達さんが来るのを待ち、来たところで突撃インタビュー開始!
安達さんはいかにもな地雷系って感じで、最初は拒否している感じだが、呪いの動画のことを話すとインタビューに答えてくれることに。
とはいえまともに答える気がなく、逆に誰から聞いたの?と質問されて美濃君が正直に答えてしまい、キレ散らかしてしまう。
帰られそうになるがどうにか説得すると、出会い系で会った男からもらったということで、連絡先をGET!
その後は誰が悪いかで言い争いになり、男鹿君の説教が始まるが、安達が「おなじない(パート92、94)」のリスカ女とか松本(パート55の元凶)と被るからさっさと終われとしか・・・
この取材中に不可解なものが映り込んでいたのでその紹介。
キレて足ドンしまくっている場面で、テーブルに反射する安達の顔付近に別の女性の顔が映り込んでいる。
コイツ自身にも何か取り憑いてそうだけど、自業自得だしどうでもいいか。
まさか安達まで救おうって話になったりしないよね!?
その後、田中さんは再び学校に通えるようになったが、木勢さんの体調不良は回復の兆しなし。
映像を持つ男がカギを握るのだろうか・・・
最後に次回予告。
映像について調査を続けると、かつて製作委員会に何度も送られてきたものであることが発覚!
投稿者との衝突に難航する中、調査のためにあの菊池元演出が復帰!!
めっちゃワクワクしてきた!!!
<総評>
★★★★★☆☆☆☆☆
今回もここ数作同様、投稿映像やエピソードはおとなしめのものが多かった。
特に3部作の前編ということもあり、警告映像があるにも関わらず、投稿映像全般印象は薄い。
導入と次回への引き、特に次巻予告はいい感じだったので、次回以降に期待といったところ。
今作の特徴は、次回予告含めて裏方のスタッフが多数登場していること。
特に美濃君はシリーズ初の顔出しで、22歳だということには驚いた。
パート77(2018年)から演出協力になっているから、16歳からこの業界にいることになる。
また、菊池元演出もほん呪では約8年ぶりの登場であり、次回予告のワクワク感は過去最高レベル。
ここ数作の藤本演出のエピソードは盛り上がってきているため、あと2作が楽しみ。
