<担当作品>
パート8 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ |
パート9 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ |
Special2 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
パート10 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
★平均3.5
<評価・感想>
演出が誰とか気にしていなかったときから、この頃はつまらないと思っていた。
改めて見てみるとパート8、9は特にひどく、Special2とパート10で持ち直したが検証は相変わらずダメダメだった。
検証はどこか霊をバカにしているようで不快なものと、オチのないヒューマンドラマのようなものしかなく、ホントはホラーなんか撮りたくなかったのでは?と思う。
経歴を調べてみると納得で、他の演出経験者は皆少なからずホラー作品を製作しているのに対し、松江演出はほん呪以外ではほとんどホラーを撮っておらず、ヒューマンドラマ系のドキュメンタリーをメインに撮っている。
歴代演出の中でもキャリアはトップクラスだと思うけど、ほん呪に求められているのとは違うんだよなあ。
担当作品数が歴代で最も少ないのがそれを物語っている。
<おすすめ>
・Special2 道路
地味で怖くないけど本物っぽい。
・Special2 オルガン
雰囲気が最高。霊も良さげ。
・パート10 下水道
グロテスクさと猟奇事件性を兼ねた初期の傑作。
・パート10 落下する霊
ホントに飛び降りているとしか思えない。これやっぱ本物でしょ?
<主なスタッフ・出演者など>
・中村義洋
シリーズの顔であるナレーション担当。テロップに邪魔されることが多かった。
・松江哲朗
演出ながらメインでインタビューをしている。
舌足らずでどこかバカにしているような口調が残念な戦犯その1。
・樋渡麻実子
パート8で失明するかもと霊障を煽り、パート9で投稿映像に違和感あるとか疑い、そこらにあった提灯のせいだと決めつけた戦犯その2。
・中西佳代子
パート8で霊障を煽った樋渡に対し、でもそんな大事になったことないから楽観視していいと言って投稿者の妻をキレさせた戦犯その3。
・坂本一雪
後にほん呪黄金期を築き上げる敏腕演出だが、このころはイチカメラマンだった。
セリフはほとんどなく、パート9でわずかにしゃべった?のみ。